【国内】特許庁、ドシエ情報検索システムの運用を近く開始と発表

 7月25日、特許庁は、「米国、欧州、中国、韓国など海外の特許審査に関連する情報(ドシエ情報)を一般ユーザーが日本語で一括検索できるシステムを完成させ、利用公開を始めた。」と発表しました。
このドシエ情報検索システムの運用開始により、企業の知的財産担当者などが、PCT国際出願や各国の手続き、また審査状況に関する世界の8割超の情報を簡便に得ることができるようになります。

 ドシエ情報検索システムの利用方法は以下の通りです。
特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で、五大特許庁(日本、米国、欧州、中国、韓国)及び世界知的所有権機関(WIPO)が開発したドシエ情報共有システムに接続する。その後、検索したい特許情報やパテントファミリーなどの出願番号、若しくは公開番号などを入力する。その検索結果として、ドシエ情報及び引用文献情報などが表示される。
なお、検索結果は、各国のドシエ情報の英訳も提供されています。