【国内】任天堂、コロプラの訴訟、対象特許が判明

 2月16日、任天堂が特許権侵害に基づく44億円の損害賠償及び差止めを求めてコロプラを訴えた訴訟について、第一回弁論が行われ、対象となる特許番号が公開されました。

 この訴訟は、コロプラが2014年から提供するスマホゲーム「白猫プロジェクト」に対し、自社が保有する特許権が侵害されたとして任天堂がコロプラを訴えたものです。

 任天堂の主張では、「コロプラと約1年半に渡り協議していたが、信用ができなくなったため訴えを提起することとなった。コロプラは、同ゲームに登場するキャラクターを動かすためのスマホ画面上での操作方法に関連し5つの特許を侵害しており、同ゲームで少なくとも400億円の利益を得ている。」と主張しています。
 一方、コロプラは答弁書の中で任天堂の全ての請求棄却を求めています。

 なお、この訴訟で対象となった特許権は、特許3734820号「ゲームプログラム、ゲーム装置、および入力装置」、特許4262217号「ゲームプログラム及びゲーム装置」、特許4010533号「ゲーム機、電子機器、および省電力モード管理プログラム」、特許5595991号「通信ゲームシステム」、特許3637031号「ゲーム装置およびゲームプログラム」の5件です。