【国内】知的財産権侵害の輸入差止め、前年比11%増

9月8日、財務省は、2017年上半期(1月から6月)における偽ブランド品など知的財産権を侵害する輸入品の差止め件数は1万5393件で、前年比で11%増加したと発表しました。

商品毎の侵害分野は、商標権が57.2%、意匠権が27.9%、特許権が7.7%でした。デザインを保護する意匠権の侵害は、昨年の18倍に上り7万7千点と激増しています。

また、品目別で分類した場合、イヤホンなどの電機製品がおよそ7倍に増加しています。

なお、中国からの輸入の差止め件数が全体の93%を占めています。